SEOを究める(その8)

これまでのSEOの限界

これまでのSEOは、トップページ主体のSEOでした。

これは決して間違っていません。

トップページがサイト全体に共通するキーワードを持っていて、そのキーワードでリンクを集めるなりのSEOを行う。

しかしこの場合流入数に自動的に上限が出来てしまいます。

例として、当社の主要事業である経営コンサルティング業の場合、

seo2

上の図の通り、月間の検索回数は22,000回です。

一般的に検索で1位になった場合の流入確率は約15%といわれており、あてはめるなら月間3,300回の流入が見込めます。

しかしこれは逆に言えば3,300回の流入「しか」見込めないということでもあります。

かといって「他のキーワードも」と欲張れば、当然効果は減少し上位表示できなくなるでしょう。

つまり今までのやり方ではこれが上限であり、仮に1位になったらもうそれ以上の流入は検索してくれる人が増えない限りどうにもならない、ということになります。

webmaには、「お知らせ」や「ブログ」があります。

またTwitterやFacebookといったSNSとの連携も可能です。

これらを利用して、これまでのようなスパムのリスクにさらされ続けるSEOではなく、ブラックハットの正反対、ホワイトハットSEOを行ってみましょう。

目標は、トップページからの流入を相対的に下げること。

トップページからの流入絶対数はそれほど大きく変わりませんから、お知らせやブログからの流入を増やすことで相対的にトップページの流入を下げ、サイト全体の集客力を上げるというやり方です。

ブログやお知らせは、確かに多くの流入をもたらすことはないでしょう。

しかし1ページが月に5人でも集客してくれれば良いのです。

そうしたページが100ページあれば、そのサイトはトップページからの流入に毎月500人の流入を上乗せすることができます。

また、ブログやお知らせの各ページからトップページへのリンクがありますから、他のサイトからの「外部リンク」ではないものの、「内部リンク」をたくさん集めることが出来ます。

これもサイトの順位を上げる上で大きな効果があります。