ドメインとは、ホームページ(厳密にはwebサイトと言います。ホームページとはwebサイトのトップページを指します。このサポートサイトでは一般的な呼称も考慮しwebサイト=ホームページとして表記しています)の住所のようなものです。
では、ドメインとサーバーにはどんなつながりがあるのでしょうか?
例えばabc.comというドメインがあるとしましょう。
この「ドメインにアクセスした際には、どこのサーバーのデータを表示しますか?」というのをあらかじめ決めておきます。
そのデータの入っている場所、これがサーバーです。
Aというサーバーのデータを表示したければAと設定すれば良く、Bというサーバーのデータを表示したければBと設定すれば良いだけです。
ですから、ドメインとサーバーは必ずしも同じ会社で契約する必要はありません。
そして、「どのサーバーのデータを表示するか」を決めるのが、DNS設定(ネームサーバーの設定)ということになります。
この作業はドメインを管理している会社、例えばお名前.comやムームードメインなど、ドメイン管理会社のコントロールパネルから設定できるようになっています。
com,net,biz,info・・・どれがいいの?
ドメインには、comやnetなど様々な種類があります。
実はとてもたくさんの種類があり、国内で取得できるドメインだけでも170種類以上あります。
どれが良いか、という点では一概に言えないものの、当然一般的なものの方がユーザーからの不信感はなくなります。
ただし一点。
infoは止めたほうがよいかもしれません。
というのはinfoドメインはどこでも破格で提供されているため、スパム業者などが多く使用しています。
このためinfoドメインを使用した場合メールがきちんと届かずに迷惑メールフォルダに入ってしまう、といったことが起こりやすくなるのです。
com.net,bizあたりは一般的ですし、当社がこうしたドメインをお勧めしている理由です。
ちなみに.jpというドメインもあります。
これは管理団体が異なるため、価格が上がります。
ただし、スパムに利用されるケースが一番少ないドメインとして知られています。